【妊娠糖尿病①】糖負荷試験にひっかかる
ハム子です。
私は妊娠糖尿病と診断を受け、糖質制限を行っています。
妊娠糖尿病と診断されるまでの経緯について綴ります。
ちなみに、妊娠糖尿病になって色々調べたりする事で知識がつき、分かってきたのですが、
妊娠糖尿病ってめちゃくちゃ怖い病気です。
妊娠18週6日 5ヶ月目
健診でエコー確認を行い、
産科医から「次回健診は血糖値の測定がありますよ~」
とのお知らせがありました。
「朝ごはんは食べても食べなくてもいいけれど、食べない方が良いよ~」
と言われ、軽い気持ちで受け止めていました。
妊娠21週6日 6ヶ月目
血糖値測定の事などすっかり忘れ、朝ごはんを食べて健診へ向かいました。
尿検査を行い、エコーで赤ちゃんを確認。いつもの健診と同じです。
ですが血糖値測定を行わず、今回も産科医から「次回健診の時に血糖値測定しますから。」
「朝ごはん食べないでくださいね~」と再度お話しが。
おや?先生今回は時間がなくて血糖値測定を次回にまわしたのかな?
と当時は考えていました。(アホ)
この時、尿検査で出ていたのです。尿糖が。
特に先生とのお話しに出ていませんでしたが、後になって分かりました。
日本糖尿病学会:糖尿病診断基準委員会会報1999 <尿糖値> 尿は血液が腎臓で濾過されて尿管をとおり膀胱で一時的に貯められたのち尿道を通って排泄されます。 血液の中の糖は腎臓の糸球体で一旦すべて濾過されます。そして細尿管で再吸収されています。ところが、血糖がある値の壁を越えると再吸収しきれなくなり尿中に糖が排泄されてきだします。この壁を腎臓の糖排泄「閾値(いきち)」といい、通常170〜180 mg/dlです。つまり、尿糖が出ていなければ一般的に血糖値は180mg/dl以下であると言えます。しかし閾値が低い場合には血糖値が100 mg/dl 程度でも尿に糖が漏れます。これは尿に糖は出ていますが、糖尿病ではなく腎性尿糖と呼ばれます。 |
本来なら尿糖は検出されないはず。
恐らくこの時点で私は妊娠糖尿病と診断されるレベルだったのでしょう。
この時の自分はそれに気づかず、それまでと変わらない生活を送っておりました。
このブログを読んでくれた妊娠中の方、
尿糖が検出されたらその時点から食生活の見直しを強くお勧めします!
妊娠25週6日 7ヶ月目
とうとう行いました。
50gブドウ糖負荷試験
甘い炭酸飲料を飲み、1時間後の血糖値を測定します。
もちろん空腹で挑みました。
その結果、私の血糖値は184mg/dlでした。
基準値は140mg/dl以下です。
これまで病気らしい病気をしていない自分は驚きました。
先生からは「あ~ひっかかってしまったね、次回また同様の検査をするからね。」
とのお話しでした。まだ「妊娠糖尿病」の単語が話しに出てくることはなく、色々とネットで検索して
あれ?私は妊娠糖尿病なのかな?という程度の認識でした。
この時点で食生活は以前と変わらず・・・
妊娠27週6日 7ヶ月目
75gブドウ糖負荷試験
前回よりも甘い炭酸飲料を飲み、空腹時、1時間後、2時間後の血糖値を測定します。
3回の採血はなかなかしんどいです。
そして結果は・・・
空腹時 86mg/dl (基準 92mg/dl)
1時間後 208mg/dl (基準 180mg/dl)
2時間後 180mg/dl (基準 153mg/dl)
健診に通っている産婦人科は分娩まで行っていないところでして、
36週から大きい病院での健診を行う予定でした。
しかしこの結果を受け、先生から「大きい病院で診てもらってね~」と紹介状を書いて頂きました。
血糖値が高いという結果を受けてどうすればいいんだろう・・・?
と悩みながら普段よりも炭水化物を少し減らして生活しました。
妊娠29週5日 8ヶ月目
大きい病院でエコーなどの健診を行いました。
特に問題はなく、こちらの産科医からは「次回健診時に糖尿病内科も受診して下さいね~」とのことでした。
ここまでで思う事。妊娠中の健診は4週間ごとという事もあって、妊娠糖尿病かも・・・?
と疑いが生じてから時間がものすごくかかっています。もう8カ月です。
妊娠糖尿病についての対応を行う前に産まれるんじゃないか?とも不安に思いました。
妊娠31週4日 8ヶ月目
産婦人科の健診を終え、糖尿病内科を受診しました。
糖尿病の専門医という事もあって、妊娠糖尿病について色々と説明して頂きました。
そしてはっきりと「75gの糖負荷試験の結果から言って、あなたは妊娠糖尿病ですね。」と言って頂きました。
それまで妊娠糖尿病の可能性がある、との説明を聞いていて自覚が弱かったので、はっきり言って頂けて納得できました。
そして糖尿病の怖さにやっと気付きました。
つづく